今日は映画
「ボヘミアン ラプソディ」
について。先程視聴しました
ラミ・マレックについて簡単に説明していきます
アカデミー賞時のスピーチもあります(英語)
映画の小ネタもあり
レンタルや動画配信やBlu-Ray、DVDの販売が始まりました。
第91回アカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレックの演技が素晴らしいし、クイーンの音楽も最高だった。
私が彼を注目したのはアメリカのUSAネットワークのドラマ「MR.ROBOT」だった。
知ったきっかけはケーブルテレビのAXNで放送されていてたまたま観たのがきっかけだった。2015から2シーズン放送されている。内容はテクノスリラーというジャンルで、このドラマはコンピュータ犯罪系のSFみたいな内容で彼は問題のあるハッカーの役柄で出演した。
他にもヒット映画だと「ナイトミュージアムシリーズ」のアクメンラー役で出演している。1981年生まれの現在37歳。エジプト系のアメリカ人。コプト教徒。(西加奈子先生の直木賞受賞作の「サラバ!」の登場人物「ヤコブ」の宗教でお馴染です。未読な方は是非!)
アカデミー賞では受賞の際こうスピーチしている。ちなみに初ノミネート、初受賞である。
Oh my god , My Mom is in here somewhere. I love you ,I love you lady. My family thank you for all of this . You know、my dad didn’t get to see me do any of this . But I think he is looking down on me right now.
神様・・・・・・、母がここ(会場)にいます。どこかに。愛してるよ。愛してるよ レディ。家族よ、全てにおいて有難う。知っていると思いますが、私の父はどうやってもここに来て私を見れませんが(亡くなっていますが)。しかし、私は父が私を今、(天国から)見下ろしてくれていると思います。
と家族に感謝し、
This is a monumental moment. One, I’m so appreciative to all of you , to everyone who has had a hand in getting me here.
これは記念碑的な瞬間です。私をここへ手を差し伸べて連れて来てくだっさた皆さんへ私はあなた方全てにとても感謝している1人です。
To the Academy. To the people who took a chance on me every step of the way.
アカデミー賞へ。徹頭徹尾私へ賭けてくれた方へ。
関係者、各所へ挨拶し、
I may not have been the obvious choice , I guess it worked out.
私は(疑いないほど)明らかな選択じゃなかったのかもしれないけど、 多分これがうまくいったんじゃないかと思います。
とジョークを飛ばし会場が沸きました。彼は謙虚ですね。
クイーンにも感謝しこう言います。
Thank you guys for being, for allowing me ,be the tiniest part of your phenomenal extraordinary legacy. I am forever in your debt.
あなた達の素晴らしく驚くほどの遺産のすごく小さな一部になる事を許して下さいました。あなた方に永遠に借りができました。
とここでも謙虚な表現。人柄ですね。
スタッフと共演者に教えと感謝を述べ、
I think about what it would have been like to tell little bubba Rami that one day this might happen to him , and I think his curly-haired little mind would be blown.
いつの日か彼の身にこんな事が起こったか小さな兄弟ラミ(小さい時の自分)に言ってみたら何て思うのでしょうと考えるのです。そして彼の縮れ毛の小さな心は吹っ飛ばされてしまうでしょう。(卒倒してしまうでしょう)
That kid was , he was struggling with his identity trying to figure himself out and I think to anyone struggling with theirs trying to discover their voice.
Listen.
We made a film about a gay man an immigrant who lived his life is just unapologetically himself and the fact I’m celebrating him and this story with you tonight is , is proof that we are longing for stories like this.
その子供は、彼は自分自身のアイデンティティを把握しようと苦しんでいた。そして、私は彼らの声を発見する苦しみを抱える人に伝えたいです。
聞いて下さい。
私達は1人のゲイの男で1人の移民の彼自身弁解をせずに生きた人物についての一本の映画を作りました。事実、私は今彼の功績をあなたと一緒に今夜お祝いするとともに、世界がこのような物語を求めているのを証明しています。
I am the son of immigrants from Egypt in the first generation American. And...
私はエジプト移民の息子の二世アメリカ人(親はエジプト生まれ、彼はアメリカ生まれ)です。
ここで会場の拍手喝采が最高潮に達する。彼が移民の子で少数派で成功した事によるラミ・マレックへのリスペクトだろう。
Part of my story is being written right now and I could not be more greatful to each and everyone of you and everyone who believed in me. For,for this moment, it is something I will treasure for the rest my life.
こうして私の物語の一部が今、紡がれていきます。そして、どなた様も私を信じてくれた皆様のおかげで感謝絶えません。この瞬間から私は生涯大切にしていくことでしょう。
約2分半くらいのアカデミー賞での受賞スピーチを文字に起こしてみました。
拙い訳で申し訳ありませんが、直訳に近く訳しました。ご了承下さい。私の言いたいことは彼がいかに頭の良い人間で謙虚か。そして、移民の子というハンデがある中ハリウッドの過酷な環境の中成功したという事が、同じように英国でインドからの移民のフレディ・マーキュリーと重なるという事。(映画ではパキって呼ばれてたけど否定したたね。I’m not Pakistanって)、彼らの境遇が受賞スピーチになっているという事。
マイノリティの辛さは日本人も他人事ではないのが現状です。特に白人圏ではアジア人は差別される傾向がある。アフリカンアメリカンやラテン人やアジア人やアラブ人を下に見ている傾向がある。(差別は断固反対です!)クレイジーリッチ(映画)でアジア人が最初のシーンであからさまに差別されてやり返す痛快なシーンがある。
さて映画の小ネタ。(ネタバレなし)
その1
T2トレインスポッティング(映画)
でクラブでRadio Ga Gaが流れるシーンあるんだけど,
MVで上に手を叩くのみんな真似してると感じたけど。
あれLIVE AIDでもみんなで上で手を叩くのがあったんだね。
実際の過去の映像見てたら壮観だわ。何万人が同じ動きするんだから。
LIVE AIDなんて小さすぎてリアルタイムで見てないし、結構感動した。
開催日は1985年7月13日
アリー スター誕生(映画)にも出演した現在のDIVA
Lady Gaga はRadio Ga Gaからステージネームを頂いたとかないとか。
その2
フレディーがアカペラで「イエーオ」ってライブでの掛け声はよくMLB(メジャーリーグ)の応援の掛け声として使われる。
その3
The Performerとは
To Give The People What They Want.
個人的にはこの前後のくだりが泣けました。
その4
ヒロイン(?)のメアリー・オースティンを演じたルーシー・ボイントンとラミ・マレックは今作をきっかけに付き合っている。彼女を知ったきっかけはシング・ストリート 未来への歌(映画)でヒロインを演じていたから。青春系の結構オタク男子がかっこ良くなって行くところが泣ける映画です。
以上 ご拝読ありがとうございました。